So-net無料ブログ作成
ジュニアユース ブログトップ

適正ポジション04 [ジュニアユース]

前回まで視野に限定した適性ポジションについて書いてみましたが、今回は別の面で考えたいと思います。

最初から読んでくださっている方なら、何度か適正ポジションについて書いてますから読まれているでしょうが、そもそも適正ポジションというのが本当にあるのか?という視点に立って考えてみたいと思います。

というのも現代サッカーにおいては大きく攻撃と守備という役割り分担はあるものの、一昔前のような明確なポジションごとの役割の比重は減っています。
本当にどこのチームを見ても(強豪は)ポゼッションサッカーをしています。

ジュニア年代は強豪でもまだ一人に頼るサッカーをする所や、カウンターサッカーをしているところもありますが基本ポゼンションサッカーになっていますし、ジュニアユース年代になると強豪はどこも基本ポゼッションサッカーをしています。
クラブチームはもちろん、中体連の中学チームでもそうです。

例えばバルサの0トップ。
4-6-0ですよ(笑)
形的には4-3-3や4-2-3-1に見えたりしますけど、ポジションチェンジ繰り返すし、メッシなんて好きな場所に自由に動いてるからやっぱり0トップなんかな。

こういうサッカーが現代サッカーの典型ですし、一人の能力に依存せずに強いチームを作れることから現在育成年代でも主流になりつつあるサッカーです。

で、こういうサッカーの場合、細かくわける適性ポジションなんてーのはあまり意味をなさないのかもしれない、と思うことも。
なんせディフェンスライン以外全員中盤です。
ディフェンスラインも参加してのパス回しからチャンス作るやりかたを見ていると、ポジション的特性なんか必要ないのか?などと思ってしまうこともあります。

某J下部のジュニアユースの練習では、全員が同じ練習を徹底して行っています。
徹底的にパスを回す練習をしていますね。
ほとんど技術的には同じ能力を求めてるようにしか見えません。
パスを受けるべき場所に素早く移動してワンタッチ、もしくは2タッチで味方にボールを渡す。本当にこればっかりやっています。
5-2にはじまり3-3-3とか、または4角形にマーカーをおいてマーカーごとにボールをワンタッチでやりとりしながら次のマーカーにボールを渡すなど、バリエーションは色々ありますが、基本的にはトラップ&パス。
本当にこればかりを徹底的に行っています。

技術的には全員同じものを訓練で持たされているかのようです。

実際の試合では、一応決まったポジションに配置されるのですが、その配置の仕方は純粋にフィジカル的要素(足の速さ含む)で決まる感じです。
そしてポジションを入れ替えても誰がどのポジションに入っても戦い方は全く同じが理想。←該Jユース監督談

ジュニア世代においては全てのポジションを経験させるべき、という考え方に通じるものがありますね。というか同じ育成方針ですね。

こういう現代サッカーが主流な今、適正ポジションとか、ポジションごとの職人というか、そういうのは時代遅れなのかもしれません。



にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

子供の将来を考える03 [ジュニアユース]

もう少し夢のない話を続けます。

J1やJ2,今年からJ3が始まりますが、年俸は総じて低いわけです。
J2で年俸150万の選手もゴロゴロいます。
月収10万円でJリーガーです。

毎年100人を超えるJリーガーが引退しており、その7割が20代です。
引退時の平均年齢は25.6歳だそうです。

つまりJリーガーになれたとしてもその3割程度しか本当の意味でのプロサッカー選手になれないということです。サッカーを職業にするという意味で。
7割はサッカーで食っていくのがやっとの生活しか出来ないということ。
もしくは給料だけでは食っていけない。

今年始まるJ3にいたってはどういう環境になるかは大体想像できますね。

ある少年団でコーチのアルバイトをしていた大学生の例。
彼は高校卒業時(高校は有名な強豪校)にJクラブ2つからスカウトされました。DFとして年代別の日本代表にも選ばれています。しかし、彼はプロ入りを断りました。そして大学進学。大学も屈指の強豪大学でレギュラーでした。4年次J2のクラブからオファーが来ました。悩んだ末、断り就職を選択。大学時代の先輩のつてで誰もが知ってる一部上場企業に就職。サッカーは趣味に。

「高校卒業時にプロになっていたら?おそらく4~5年で引退だったと思います。高卒で今頃路頭に迷ってたかも。フリーターとか。大学で4年やってJ2クラブからオファー一つですよ?サッカーで成功したとはとても思えない。良くて年収1千万に届くとかそういうレベルですよ。もしくはサッカー選手としての総年俸が1千万とかだったかも。今の会社は15年後には毎年1千万の年収見込めますもの。定年まで。日本代表に選ばれるような選手になれないことは自分がわかっていましたから後悔はありません。」

男の浪漫はねえのかよ!とはさすがに言えず。冷静で賢いな。

つまりJリーガーを目指すことは「夢」なんて話じゃない?
毎年プロ入りする150人前後のトップ30に入ってないとどうにもならんってことですね。
プロは当然として代表のユニフォームを着ることを最低でも目指さないと、ということかね。そしてそれを実現する実力がないと駄目ということかも。

やっぱり東大目指すほうがよっぽど簡単だな。

サッカーの世界は厳しい。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

子供の将来を考える02 [ジュニアユース]

中学生年代の場合、サッカーをする場合、クラブ(J下部含め)と中学校の部活という選択肢があると思います。
クラブの場合は大抵ナイター設備のある夜間に行います。部活は日が暮れるまで。

まずサッカーの面から。

クラブ・・・年間を通して練習時間をきっちり確保できる。サッカーを教えるプロが教えるので技術的向上が望める。

部活・・・・年間を通して練習量を確保できない。学校が終わってから日暮れくらいまでなので夏はクラブと遜色のない練習時間が確保出来るが、冬の間はいくらも練習できない。教えるのが学校の先生のボランティア。大学までサッカーに打ち込んだ熱意のある先生に当たるかどうかは運次第。子供のほうがサッカーを知ってるなんてケースはざらにある。


勉強の面

クラブ・・・勉強は諦めましょう。数人Jジュニアユースに所属しながら学校の順位が一桁の子を知っていますが、こういう子は稀です。しかも親が勉強をきっちり教えられる人ですので、時間をやりくりしてオフの日に集中してやっているようです。大抵は勉強などできるはずもありません。オフの日以外、帰宅が9時や10時になるので勉強をする時間はあまりとれません。

部活・・・・あくまで本人次第ですが、学校終了から部活までのタイムラグがなく、日暮れとともに大抵は帰宅するので、夜間に塾に行くことも可能。勉強をする時間を確保することは比較的容易。特に冬の間は部活終了時間が早いので勉強する時間はいっぱい取れます。

あくまで本人次第ですが、サッカーに特化させるクラブか勉強も視野にいれた部活か。

部活じゃ将来サッカー選手なんて無理だよ、という声はよく聞きますがそんなことはないですよ。あくまで中学年代でのサッカーの話ですから。中学の部活から高校卒業時にプロ入りなんてエリートコース?は無理な気もしますが、プロ入りの多数派である大学卒業後や社会人経由などでは現実に部活出身者は大勢います。

当ブログでも過去取り上げたことがありますが、ジュニアユース年代での評価はあくまでその年代での限定した評価です。ユース年代に体が出来、大学年代でサッカー選手として評価されプロ入りというケースのほうが、現実にユースから即プロ入りより多いのです。

親として子供の将来を考えるとき、学力は非常に気になるところです。サッカーにおいてはゴールデンエイジとして3~4年きっちり技術修得に最適な期間を謳っていますが、勉強においてはどうでしょう?

わたしは中学年代が勉強におけるゴールデンエイジと考えています。この期間にきっちり勉強を出来る子にしておかないと、高校以降に取り戻すことは不可能です。これはサッカーのゴールデンエイジよりももっと深刻な問題な気がしています。サッカーは中学以降、高校や大学で頑張ることによっていくらでもカバー出来ますが、勉強はかなり難しい。まあ、なんにでも例外というのはあるので偏差値40の高校から一流大学に進学する子も中にはいるでしょうが、よほどの本人の変化と決意が必要なことはいうまでもありません。

プロのサッカー選手を目指す場合、サッカーに特化させるべきか、勉強もさせるべきか。

文武両道が理想ですが^^

男の浪漫だ!とか言っていいのか?俺はオヤジとして為すべきことをしているのか?^^;
たぶん、ずっと葛藤は続くのだと思いますが。

葛藤してる間にすぐユース年代だよ・・・・^^;


にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

色々な成長のケース 02 [ジュニアユース]

C君の話

C君のオヤジはわたしとは大学時代の同級の男です。現在は他県にいるので実際にはC君をわたしは見ていません。C君のオヤジから聞いた話であることを最初にお断りしておきます。

C君はJジュニアに所属していました。幼稚園のころから徹底的に鍛えたそうです。オヤジ曰く「何度泣かしたかわからんw」だそうです。
ジュニアに上がるころにはほとんどボールを見ずに自由に扱えるようになってたとのこと。全日小の全国大会にも出ています。

テクニックに優れドリブルでバンバンボールを運べる子だそうです。

当然ジュニアユースに進むのかと思っていましたが、C君も彼のオヤジもジュニアユースを拒否。なんと街クラブにも行かずに地元の中学の部活に進みました。
以下、飲んだときに彼との会話。

「なんでよ?さすがに部活よりJジュニアユースのほうがいいだろ!」
「駄目駄目、オレが育てたんだよ、このままユースに上がるまではオレが育てる!」
「それにしても部活はないだろ?」
「部活のほうがオレが教えられるんだよ。練習少ないし、勉強だってさせないとならんだろ。夜10時に帰ってくる生活じゃバカになっちまうよw中学生は勉強もさせないとな。」
「その中学強いのか?」
「うーん、普通」
「もったいないじゃんよ、進めるのに行かないなんてさあ」
「Cはな、ドリブルでガンガンしかけるような選手に育てたいんだよ。ボールは失うけど、決定的なチャンスを作り出せるような選手にしたいわけよ。でもな、お前もわかってると思うけど、J下部じゃパスマシーンばっかにしちゃうだろ?特にCの○○のJジュニアユースはドリブルすると怒られるんだぜ?」
「まー、よくある話だけど、○○もそうなんかあ」
「徹底してるよ、何がポゼッションサッカーだよw」
「ま、それが流行だし、実際勝つしなw」
「チームの勝利なんてオレには関係ないwCがプロになれるかどうかだよ!」
「で、それがなんで部活なんよ?良い街クラブもあるだろ?」
「送り迎えする時間オレが教えたほうが上手になるだろw送り迎えの手間と時間もったいねえよw」
「おまえらしいのうwでも試合の相手のレベル低いと駄目なんじゃねえ?」
「それで良いんだよ、ガンガン抜けるだろwでもな?Cはすぐレギュラーになったわけよ。で、Cはフィジカルまだないわけよ。上級生でかくて早いだろ?技術は全然だけど、フィジカルやスピードは部活の子もジュニアユースの子もあまり変わらんぞ。」
「ま、それはわかる」
「だろ?でかくて早い子相手にガンガンドリブルで仕掛けるわけよ。で、吹っ飛ばされる。吹っ飛ばされないように抜くにはどうしたら良いか?考えるだろ。ドリブルとパスの判断力も養われるしな。」
「ふむ」
「実際、部活に入ってものすごく成長したぞ。一年で一人だけレギュラーだし、一年なのにトップ下で県大会ベスト4まですすんだぞ。」
「ほー、で、おまえどんくらい教えてるのよ?」
「夏の間は遅くまで部活やるから週2回~3回だったけど、秋以降は部活すぐ終わるから毎日1時間程度はオレが鍛えてるよ」

と、まあこんな感じの会話でした。
オヤジが教えられるというケースですので、あまり一般的ではないかもしれませんが、Jジュニアユースを否定するようなこういう親子もいて、親父曰く「オレの理想どおりに成長してる」という場合もあるようです。

「高校はどうすんのよ?」
「進学校に入れるぜ。で、サッカーはJユースに入れる」
「おいおい、どっちも無理かもしれんぞwユースなんてよっぽどじゃないと入れんだろ!」
「大丈夫だよ、ちゃんとスカウトくるくらいの選手に育てるからよ!で、勉強もばっちりやらせて○○高校(県下一の進学校)に入れるぜw」
「C君大変だな・・・・・w」
「ホントだな、わっはっはっは!」
「・・・・・・・w」



にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

育成年代の問題点? 03 [ジュニアユース]

ジュニアユースのセレクションを突破した子たちは間違いなくサッカーエリートと思います。少なくとも中学校入学時点においてはトップ選手であるわけです。

この子たちがユース年代でどうなるかの資料を参考までに。

某J下部のジュニアユースの場合、1/3程度がユースに上がり、2/3程度が高校サッカーに進んでいます。
高校サッカーに進んだ子が3年生時点においてレギュラーを獲得しているケースは半分以下でした。

これは一体どういうことなのか?と考え込んでしまいました。
某県においてベスト8くらいの高校サッカーにおいてもレギュラーにもなれていない現実もあります。
市船レベルの高校ならそれもわかりますけど。

成長の早い中学時代ならではの現象かもしれません。
しかし、それにしてもJ下部のジュニアユースの育成レベルがだらしないと言う外ありません。
チームとしては強いのでしょうが、こと選手育成の面から見ると子供たちを順調に成長させる実力があるとは思えなくなる数字です。
この数字からすると成長するかどうかは子供次第なのでは?とも思えてきます。

では、もしその順調に成長した子が、極端な話、無名のクラブや中学の部活にいたとしてもきっちり成長したのではないか?

そうであるならば育成組織ってちゃんと機能してるの?なんて思ったりもします。

ま、仮定ばかりが前提の話でわたしの妄言とも言えるレベルの話ではありますが、さもありなんとも。


にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

ジュニアユース ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。